念願叶っての恭子式マクロ
◇受講のきっかけ
私が仕事として所属している化粧品会社の先輩が、すでに長い間恭子先生の教室に通われていて、ご自身が習ったことを復習するためにも不定期にご自宅で教室をされていたところにお邪魔したのが恭子式マクロを知るきっかけでした。
それまでは、玄米のことも砂糖・果物の怖さも全く知らずに過ごしてきたので、私としてはここからが
運命を変えるきっかけだったのかもしれません。一人暮らし、パートナーとの出会い、結婚、妊娠に至るまで、
細く長い道のりでしたが、特にパートナーとの出会いからは一年未満で現在に至るので、
教室に通っている時期とリンクして、運命がどんどん変化していくことが手に取るように分かりました。
○実家での食事
主食 白米
副食 肉・魚(毎晩両方の日も多い)、
季節の野菜(砂糖多め)、卵料理
生野菜サラダ
飲み物 緑茶・牛乳・コーヒー
デザート 果物、生クリーム系洋菓子
○一人暮らしの食事
主食 玄米、分つき米、白米(5:3:1ほどの割合)
副食 きんぴら、五目豆、小豆かぼちゃ、野菜の煮しめ(それ以外のレシピをあまり作らず)
たまに肉、魚
飲み物 梅しょう番茶、緑茶、コーヒー
デザート ナッツ類、ドライフルーツ、会社でもらうお菓子、雑穀パン(菓子パン)
恭子注:すでに、恭子式マクロを少しずつ取り入れていた食事です。
○結婚してからの食事
主食 雑穀玄米、分つき米、白米(5:2:3ほどの割合、妊娠しているため)
副食 教室で習った料理の復習、けんちん汁、三種の神器
旦那用の肉料理(ついつい一緒に食べてしまう)
飲み物 梅しょう番茶、三年番茶、タンポポコーヒー
デザート ふかし芋、ナッツ類、ドライフルーツ、玄米もち
◇教室に通って変わったこと
恭子注:妊娠したら、厳密な玄米正食ではなく、昭和30年代の日本人の庶民の食生活を目安に、と、私は言っています。
具体的には、この前の121番さんのレポートも参照してください。
◎恭子式マクロのレパートリーが増えた
先生の御本で教科書でもある「岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室」も「らくらく…」も持っていても、決まったレシピしか作らず、いつもルーティーンでした。玄米も雑穀といえば黒豆、小豆ぐらいしか買わず、粟、ハト麦、丸麦など自分一人分ではもったいないと思い、購入を躊躇していました。教室で実際作ってみて、美味しさを知り、自分で試すというのは、レシピ本を眺めているだけでしたら、私は到底作ることはなく、教室に通ってよかったと改めて思いました。また具合が悪くなる前に玄米クリームを再現したり、とにかくレシピを体に叩き込めるまで作りたいと思うようになりました。
恭子注:具合が悪くなったら、玄米クリーム!
です。奇跡の玄米クリームです。いつでも作れるようになってください。
◎道具の大切さ、包丁の握り方
私は包丁を出しっぱなしにする癖があるのですが、道具は料理を生み出す大切なもの、
しいては自分の命を生かすか殺すかも道具にかかること、ということを学びました。
包丁の握り方も何度もご指導いただき、まだまだですが、家でも変な持ち方に変わると、
恭子先生が後ろからささやいているようで、すぐに態勢を整えるといった具合に、ようやく少しずつ感覚がわかってきたところです。
恭子注:料理上手は道具を大事にするところから…
残念ながら、私たちは、高価なものだと大事にできるからです。
◎料理の盛り付け方、配膳の大切さ
今まで誰にも見られてこなかったひとり暮らしの生活では、盛り付けを意識するのは、友達が来た時ぐらいで普段の食事で考えたこともなかったのですが、お皿の向き、うつわの正面に立って盛り付ける、具材をバランスよく高く盛る、など、大変よく学べました。また高価な器を重ねて下げようとしたことにも指摘されました。お皿を重ねるのは下膳、えさを与えるような配膳はしないとおっしゃりました。先生はいつもプロの目線で料理を最大限においしく生かす方法を考えていらっしゃることに脱帽しました。
恭子注:食事はエサではない、盛り付けは大事なものです。芸術家、絵描きになったつもりで盛り付けましょう。
◎身体が正直になってきた
普段から肉や砂糖も控えてきましたが、旅行先でたくさん食べたときは身体が正直に反応するため、下痢になります。そんなときは、帰ってきたら、雑穀玄米とけんちん汁で半断食を心がけています。今までは、具合が悪いままに薬で抑えたりしていましたが、どうしたら自分が楽になれるか恭子式マクロを学んでわかってきたので、外食を怖がったりしなくなりました。
恭子注:命がかかっている重病の方でなければ、外食も楽しんで下さい。
その体調の「もどし方」が分かっていればいいのです。
帰るお家があればいいのです。
◎物事をマクロにみる
恭子式マクロを実際に教室で受ける一番の特徴は何といっても、先生の愛のある言葉の数々を直接受け取れる
ことです。毎回、望診(顔を見てその人の今日の状態を判断する)をしてくださっているので、12回を通して何度も
何度も言葉を投げかけてくださいますが、心に響くときはそれぞれ異なり、1回目でおっしゃっていたことを8回目で聞いてやっと納得するだとか、今まで積み重ねてきた思考回路が頑固で素直に聞けず、いまだに腑に落ちていないといった具合に、皆さんが何年もかけて教室に通う意味がようやく分かりました。
私の場合は特に「自己否定しない」
「物事を正しい正しくないという価値基準で見るのではなく好きか嫌いで見ること」
「目先で見ないで物事を大きく見ろ」
「相手に具体的に伝える、感情を伝える」
という言葉をよくいただきました。今まで自由に一人で暮らしていたところから他人と住むようになって、自分が正しいと正義感を掲げて、相手を傷つけるような言い方をすることを悩んでいましたが、もっと相手のことを考えれば、どういうコミュニケーションを具体的にとっていけばいいか、この言葉を通じて、頭でわかるのではなく、しっかり腹に落ちるようになるまで通い続けたいと思います。
恭子注:とてもよく学んでくださいました。
こころがゆったりと変化してきたようです。
こころが穏やかになると、免疫力がアップします。
結果、身体も健康になるのです。
◎パートナーの勘が冴えてきた
恭子式マクロを取り入れるようになってから、今までは自分の症状しかわかりませんでしたが、
最近ではパートナーにも変化がみられるような気がします。彼はずっと外食続きだったので、
家の食事になってからは体の変化、心の変化があったとは思いますが、
私が半断食のときも一緒に玄米、けんちん汁もしっかり食べております。
もともと頭の回転が良い方ですが、リスク回避などにますます磨きがかかって、トラブルを未然に防ぐのができることや最近ついていることが多い発言など、食によって彼の運命も変わり始めているのかなと思うようになりました。
恭子注:そうなんです!
以前の受講生さんのご主人が、商売のカンがさえてきた、とよく言っていらっしゃいました。
もちろんまずは自分が仕合せに!家族は一年後に・・・ということをモットーとしておりますが。
恭子注:皆さんは、家族思いが多いので、まずは家族を健康にしたいと、このマクロの食事を家族に押し付けるのです。が、本人自信が元気で活き活きと輝くように変化してこそ、家族はその食事をしたいと思うのです。だから、まずは、自分だけ仕合わせに!
です。
◇最後に
私はマクロビオティックと聞いて、恭子式マクロ以外の教室を知りません。名前は聞いたことある教室はたくさんありますが、そこに行ってみようという気すら起きません。それも私が信頼している先輩のご自宅で食べた料理があまりにも美味しく、これを実践したい、習いたいと思っていたので、教室に通えることは私にとってはやっと念願叶って、人生の新しい扉を開いたようなそんな感覚です。そのため毎回毎回、通える時間があること、健康な体があること、家族が理解してくれていることに感謝感謝の日々です。
先生は教室を病気直しの場ではなく、その人の人生を開かせる場へしていきたいとおっしゃっています。玄米だけで病気が治るわけではありません。考え方、生き方を修正していかなければ、また病気は再発し、元のままか悪化する一方です。
そして、この考え方、生き方を大きく左右するのは食べ方であるということです。この食べ物を食べてさえいれば、私は変われるということではないということです。食べ物が体や心に与える影響は計り知れないということが少なからず身に染みてきたので、半年後生まれてくる子どものためにもまずは自分が実践して、私の体がきちんと欲するものがわかり、反応し、整えられるように、毎度一瞬一瞬の食べ方を味わっていきたいと思います。そして私だけ仕合せになるのウェーブが周りにも伝わるように祈りながら、日々成長していきたいと思います。
半年間ありがとうございました。
後期もよろしくお願いいたします。